稜線の風を感じて

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北ア 双六~三俣蓮華~黒部五郎~雲ノ平~水晶~鷲羽

双六から水晶(20050927)163b

2005.9.28-10.2 テント泊

初の4泊5日の山旅、初めてのエリアで、しかもテント泊で。 

キッカケはビスタ~リさんのHPにあった黒部五郎カールの写真。
ここは日本か?と思わせる景色、自分の眼で確認しなければと思い立ち、今回の山旅を計画。
ついでに、憧れの雲ノ平と百名山3座(黒部五郎岳、水晶岳、鷲羽岳)をゲットする贅沢な山旅。

天気にも恵まれ、しかもこのような日程で行く山歩きはもう二度とないかもしれませんね。
日程は比較的マッタリでしたが、15Kザックを担いでの山歩きは、結構応えました。 
でも二度とめぐり合えない素晴らしい大展望の山歩きでした。 
5日間での写真撮影枚数何と800枚。天気がいいと写真もこんな数になってしまうんですね。

テント泊で、食料も全て持ち込み(山小屋では一切なにも買わず)、山小屋の水も全て無料。
財布にも優しい山旅でもありました。


1日目 天気:曇り
ルート:新穂高~わさび平小屋~鏡平山荘~双六小屋

前日雨の中、安房トンネルを経て新穂高 深山荘前の無料駐車場へ(車中泊)。夜だったので駐車場探すのに苦労しました。
ワサビ平まで林道をテクテク歩きます。
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わさび平の少し手前に、笠岳への笠新道入り口あり。
わさび平までは車が通れる林道だが一般車は侵入禁止。 宿の車にわさび平まで送ってもらって楽をするグループあり。
わさび平小屋はトイレも小屋も綺麗でした。
ワサビ平から少し歩くと、本格的な登山道 小池新道だ!15Kとザックが重いが、Lowaが支えてくれるはずだ!(と思い込む)
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鏡池に到着すると、偶然にもガスが晴れ、槍が顔を出す。しかし、このあと、あっという間に再びガス。
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鏡平山荘。キレイな小屋です。
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弓折岳分岐まで来ました。鏡平からこの分岐までの登りが本日一番辛く、足が上がらず。
ここら笠岳方面も魅力的な感じ。いつか来ようっと!
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ここから先、双六小屋までは多少のアップダウンはありますが、テクテク進みます。右手に槍が見えるはずがガスで展望無し。
やっと、双六小屋が見えてきた。天気もかなり回復してきた感じ。明日が楽しみですね。
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双六小屋のテント場。やった、時間的にまだ早いからサイトは選び放題だ!石コロのない場所を選べそうです。
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双六小屋到着。早速テント泊手続きして、テント張ってマッタリ。 水は無料。 夜はNo.4シュラフのみだと寒かった。
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2日目 天気:晴れ
ルート:双六小屋~双六岳~三俣蓮華岳~黒部五郎岳~黒部五郎小舎


まずは双六岳を目指します。
中道分岐に来ました。中道は下山時に歩く予定。直進して双六岳へ。
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これから行く三俣蓮華方面。アルプスの展望ですね!奥に見えるのは鷲羽?水晶か?
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振り返ると西鎌尾根から槍。ここもいつか歩きたいルート。行きたいところだらけで困っちゃうね。
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双六岳の手前で振り返ると双六の稜線と槍が、いい景色ですね!
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双六岳(2860m)にやって来ました。
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笠岳に続く稜線。いい雰囲気です。
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双六岳から黒部五郎岳。このあと行くから待ってろよ。天気は今はいいみたいだ!
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さあ、お次は三俣蓮華岳(みつまたれんげだけ)を目指します。 
多少アップダウンはあるものの気持ちいい。右下は中道。中道は下山時に通る予定。
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三俣蓮華岳(2841m)です。富山県・長野県・岐阜県の3件の県境。
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今日の目的のである黒部五郎目指します。まずは五郎平に下ります。
五郎平の黒部五郎小舎到着です。早速、テント泊手続きしてテント泊設営。
テント場は小屋から50mぐらい離れていますが、問題なし。水は無料。
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重い荷物はテントにおいて、身軽に黒部五郎岳に出かけます。登りはカールコースを取ります。でも、軽いって素晴らしい。
登り始め、山頂付近はガスで一部見えていなかったが、私が登り始めるとガスが取れ、山全体が展望できるようになった。

ついにやってきました。黒部五郎カール。何という美しさ。
途中ガスが湧き始めたのでどうなることかと心配しましたが、カール到着時点では
おおむね晴れ。良かった。今回の山旅はこの景色を自分の眼で見ることが大きな目的の一つだったので大満足。
この当たりがビスタ~リさんが写真撮ったところでしょう。
カールの景色、草紅葉が色づき始め素晴らしい。初夏だったらお花が満開で、さらに感動することでしょう。
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あまりにも美しいのでもうイッチョ
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調子に乗ってもう一枚ぺったんこ
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このあと黒部五郎岳の山頂へ。百名山一座ゲット! 山頂到着時点ではガスが湧き展望はいまひとつ。
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黒部五郎小舎への下山はカールコースではなく稜線コースを行きます。
稜線コースは展望もいまひとつ、石ゴロゴロで歩きづらい。やっぱり、カールコースを下りればよかったと少し後悔。



日目 天気:晴れ
ルート:黒部五郎小舎~三俣蓮華岳~雲ノ平


昨夜も寒く、防寒着を着てシュラフにもぐりこむが、これでも寒かった。
この時期は冬山用シュラフが必要か?


今日は待望の雲ノ平を目指します(今日の工程は余裕たっぷり)。問題は天気だ!
三俣蓮華岳をパスして巻き道で三俣山荘へ。
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三俣山荘着
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さあ、これから黒部源流を目指して谷に下ります。紅葉は色づき始めたころ。
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黒部源流まで下りてきました。紅葉は少し早いけどキレイですね。
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源流域の紅葉を楽しんだということは?そうなんですね?またキツイ登りの始まりなんですね。
少し歩いては立ち止まりの連続。そんなこんなで苦労して登り、ようやく緩やかになったところで来たら、突然眼の前にライチョウご一家が現れる。冬毛に変わりつつある。
ライチョウ登場ということは天気は悪化傾向か?と嫌な予感もしましたが、ライチョウ親子の微笑ましい姿に少し元気をもらって再び歩き始めます。
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このあと日本庭園を確認できないまま、祖父岳(じいだけ)分岐を直進すると、やっと今日のゴールである雲ノ平と少し手前にあるテント場が見えてきました。
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途中でテント場を調査。ここのテント場は、雲ノ平山荘から歩いて20分ぐらいの距離にあります。
水は?ウロウロしていたら、パイプからチョロチョロと出ているのを発見。これが水場か? 立派なトイレもある。 水とトイレのみのテント場、理想の山のテント場かもしれませんね。
順番が違うけど、石ころのない場所を選んで、先にテントを張ります。
テント設営後、20分歩いて、雲ノ平山荘で手続き。水場を確認すると、小屋の水はテン場のチョロチョロ出ている水と同じところから引いており、生で飲めるのはテン場の水場だとか。小屋前のタンクの水は煮沸するようにと言われた。

このあとは、雲ノ平にある庭園散策。
ギリシャ庭園→アルプス庭園→奥日本庭園→スイス庭園へ。日本庭園は祖父岳分岐付近にあったようですが、気づかず通過。アラスカ庭園と奥スイス提案は距離があり、今回は断念。

まずはアルプス庭園(祖母岳=ばあだけ)から水晶岳。水晶岳待ってろよ、明日行くからな!
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奥日本庭園から薬師岳。薬師岳カッチョイーね。いつか行かねば。
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ギリシャ庭園
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スイス庭園と水晶岳
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4日目 天気:晴れ
ルート:雲ノ平~祖父岳~水晶岳~鷲羽岳~三俣山荘


昨夜も冷えました。今朝のテント内の気温は6度だった。フライシートは凍っていた。

今日は長い工程なのでヘッデン点けて5時に出発。
祖父岳(じいだけ)山頂直前で日の出を迎える。
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薬師岳のモルゲンロートの始まり
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祖父岳、岩苔乗越、ワリモ分岐を経て、水晶を目指します。ワリモ分岐でザックを置いて水晶を目指す人が多いようですが、今日は14K(この当たりで1K減の14K?)のザックが重く感じなかったので、水晶小屋まで担ぐことに。
稜線の先は目指す水晶岳、絶景ですね!
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水晶小屋。すでに営業は終わり、小屋閉めの準備中でした。ここにザックをデポして、サブザックで水晶へ。
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水晶岳が近づいてきました。
山頂直前に岩場あり。左は絶壁なので要注意。
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やっと山頂着。凄い眺めです。山のぼらーやっていて良かったと思う瞬間。
ここかがアルプスの中心だと言わんばかりに360度の大展望です。
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水晶岳から後立山方面。写真では見えないかもしれませんが、白馬岳~針ノ木岳方面まで見えます。
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水晶岳から双六~槍の西鎌尾根方面と穂高連峰
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今日歩いてきた雲ノ平と黒部五郎岳
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野口五郎岳・烏帽子岳方面。こっちの稜線も気持ちよさそうですね。いつ行きたいところがまた増えましたね。
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さあ、水晶岳を後にして、ワリモ岳・鷲羽岳(わしばだけ)を目指します。
途中から、再び水晶岳を振りかえる。いい景色だ!
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ワリモ岳から鷲羽岳に向かいます。またまた、急登ですね。
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ここでハプニング発生。ワリモ山頂直下の岩の間を
岩の隙間を無理やり通過しようとしたら、カラビナでショルダーベルトにひっかけていたカメラバッグが外れた。
谷に落ちたかと思ったら、ハイマツにひっかかって止まっていた。
これにひっかかっていなかったら黒部源流の谷に落ちていた。

途中からまたまた水晶岳を振り返ります。何度見てもいい景色です。ああ、幸せ!
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時々水晶を振り返りながら、きつい登りを耐えると、鷲羽岳山頂。
鷲羽岳まで来ると白馬方面でガスが沸き始めたが、これでも素晴らしい展望。
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山頂から鷲羽池と槍
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激坂を登ってきたと思ったら、今度は三俣山荘まで激坂下り。
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三俣山荘でテント泊手続き。外トイレはなく、中のみ。 夜も入れるとのこと。でもいちいち靴を脱がないと利用できないということです。
水はテントサイトと小屋前にあり。テント場の水は少々ゴミがあったので、小屋前の水を利用。水源地は一緒だろうけれど。
テント場から鷲羽岳。あそこから下りてきたんだとコーヒーを飲みながら今日を振り返る。
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5日目 天気:晴れ
ルート:三俣山荘~三俣蓮華岳~(中道)~双六小屋~新穂高

昨夜も冷え、テント内の気温はついに2度。
今日は長距離の下りで足を痛めないか心配。

バイバイ!鷲羽岳と水晶岳。いい思い出をありがとうね!
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再び、三俣蓮華岳に登ります。山頂から黒部五郎岳方面。こっちもありがとうね。
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このあと、双六岳には行かずに中道コースへ。
これから歩く中道コース。マッタリ歩きには最高かも。
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中道まで下りてきました。
槍を見ながらマッタリ歩き。たまりません。
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双六小屋からは槍・穂を眺めながらの稜線歩き。初日はガスでこういう景色はなかったので感激。
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鏡平山荘まで下りてきました。
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鏡池と槍
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ここからは小池新道の下り、さらに新穂高までの林道歩き。単調です。
あんなところまで下りるの?って感じ。
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単調なダラダラ下りを少しでも緩和しようと今回は初の試みだが、ウォークマンを聞きながら下山(挨拶時はヘッドホンは当然外したよ)。
聞くのはもちろんFEEL SO BADと川島だりあ。
しかしやっぱり下りは苦手だ。
鏡平あたりまでは何と下りたが、その先の下りでいい加減嫌になるし、右足の親指付近にも痛みが発生(実は昨夜から痛みがあった)。
惰性で足を動かし、ワサビ平小屋で最後の休憩を取り、さらにダラダラ歩き新穂高へ。

駐車場から少し下ったところに「ひがくの湯」が眼に入り、ここへ。
700円で洗い場と露天のみだった、ゆったりとしてOK。
喫茶もいろいろとメニューがあり中々OK。


今回の山歩きは日程的にはマッタリでしたが。
15K程度のザックを背負って4泊5日の山歩きができるとは自分でも思ってもみませんでした。
結構やるじゃん。まあ、今回は天気に恵まれたから?。
悪天候だったらどうなっていたことやら。



  1. 2005/09/27(火) 23:17:39|
  2. 北アルプス最奥部
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