稜線の風を感じて

火打山・妙高山 テン泊縦走

火打・妙高(20070819)040b

2007年8月18日(土)~19日(日)
唐松岳・五竜岳縦走から中1日で火打山(2462m)と妙高山(2454m)を縦走して来ました。
1日目の火打山は小雨の中の山歩きとなり、展望も全く無し(残念)。
でも、以前より気になっていた高谷池(こうやいけ)ヒュッテでテントを張ることができましたよ。
実に快適なテン場でした。

2日目の妙高への縦走は快晴。前日、雨の中、標高を稼いだご褒美かな?
大倉乗越からの妙高山へのルートはかつてない急登でした。

左:天狗ノ庭からの火打山(19日早朝)
右:妙高の山頂で嬉しさ大爆発の山仲間達(19日) 
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1日目 2007年8月18日(土)
天気 小雨~曇り
ルート:
笹ヶ峰~黒沢~十二曲り~富士見平~高谷池ヒュッテ~火打山~高谷池ヒュッテ

今回はとある山の会が主催の山行き。私も会員です。
これまで、登山道整備や開山祭での参加でしたが、今回は本格的な山行き。
しかも1泊2日の山歩きときた。
さらに、場所が6年ぶりの火打山と前回の2005年に全く展望に恵まれなかった妙高山の
縦走とくれば、こりゃ行くしかないでしょう。
ところで、火打山は7年ぶりと思い込んでいました。記録を見ると6年ぶりでした(汗)。


小雨が降るなか出発です。
今回は私(テント泊)+山仲間5名(4名高谷池ヒュッテに素泊り、1名は日帰り)の
6人で出発です。
ワイワイガヤガヤの山旅にはちょうどよい人数かな?
登山口の場所変わっていましたね。駐車場もあらたに出来ていました。
6年ぶりだと全く新しい山に来た感じ。
6年ぶりの新発見
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黒沢通過 この少し前で雨が少々強くなり皆さん雨具装着です。
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まずは十二曲りの登り 雨はこの辺りで止んでくれました。
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十二曲りから先も急登 6年前の記憶がすこしずつ蘇ってきました 
確かに急登だったような(少しあいまい)
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お疲れ様でした 富士見平着 小屋まではもう少しですね
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高谷池(こうやいけ)ヒュッテのトンガリ屋根が見えてきました
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小屋が見えた途端、皆さんの頭の中はビール!ビール!だったようです(笑)
(私は雨が降り出さない内にテント張らなきゃで頭がいっぱいでしたが)

高谷池ヒュッテ到着後、私は早速我が家を建てにテン場へ。皆さんはビールモードに
突入だったようです。
ここでビールなんか飲もうなら、今日の私の予定は終わりになってしまうので、あえて
我慢します。
ヒュッテの外トイレ、立派なバイオトイレになっていましたね。
また6年ぶりの新発見
使った紙は専用の袋に入れて持ち帰りですが(これぐらい全く問題ありません)。

一式2.06Kgの可動式のマイ豪邸(しかし翌日の撤収時には何故か重くなるマイ豪邸)
背後には火打山が見える予定でしたが・・・・
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ヒュッテで1時間余りまったりしてから天気がぱっとしない中、火打山に向かいます
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途中の天狗の庭もこの通り 何も見えません こういう山歩きは足が重いや!
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今回の火打山 以前来た時と様子が違う 
やたらに階段(木道も)多い。たくさんの人が来れば、こういった整備をしなければ
ならないんだろうけれど、
もういい加減にしてくれって感じの階段でした。
あまり嬉しくない6年ぶりの新発見
天気が良ければ、こんな不平不満は言わないんだろうなと思いながら、階段を登ります。
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結局、登る途中に高谷池ヒュッテ前の湿原が振り返って見えた程度で、全く展望のない
ままヒュッテ出発から1時間20分で山頂到着。
ペルセウス座流星群に晴天をお願いしたのに、願い叶わず(クスン)。
まあ、天気が悪くても初日の目標を達成し満足の面々(Yさんのみ、都合により日帰り
だったため、このあと先に下山です)
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山頂で少し遅めの昼食
今回用意してくださったのは豆乳入りの特製ラーメン(今回はチキンラーメン)。
インスタントラーメンがヘルシーでまろやかな味のラーメンに大変身です。
しかし作ったはいいが、箸無し。 でも、山に登るような人はアウトドアマンなので、持参の
ナイフで即席の箸を作ってくれました(私はナイフは持ち歩かないけど欲しくなってきたぞ)。
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山頂では、ラーメン、パンにワインまで出てきて、皆さんもうお腹いっぱい。
約1時間山頂にいたでしょうか。
天狗の庭まで下りてきましたが、相変らずのこの天気。
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戻る途中からの高谷池ヒュッテと右側のテン場 
テン場の小屋に近からず遠からずいい場所です。
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最近の土日での2日間の山行きは、どちらか1日は天気が悪くて、もう1日は天気が良い
という傾向。今回も明日の天気に期待するとしましょう。

ヒュッテに戻り、5時前後からヒュッテ前のテーブルで宴会モードに突入。
出るわ出るわ、肉に野菜にお酒におつまみ。皆さん本当によく食べよく飲みます。
普段、私のテント泊の夕食は極めて粗食で、
FDご飯+FDおかず+野菜たっぷりFD味噌汁程度なもんで。
テント泊でこんな贅沢な食事をしたのは初めて。
これもそれも、ザックに食材を詰め込んで運んでくださった方々のお陰。Many Thanks!
私もちょっとだけ、担がせていただきましたが。
宴会は8時過ぎまで続いたでしょうか?
宴会の後半には、満天の星空となりました。さすがに空気の澄んだ山の上、星の数が
尋常ではありませんでした。
明日の天気は期待できそうですね。
私は我が家に戻ります。おやすみなさい。


2日目 2007年8月19日(日)
天気 晴れ~曇
ルート:
高谷池ヒュッテ~黒沢池ヒュッテ~大倉乗越~長助池分岐~妙高山
妙高山~天狗堂~燕登山道分岐~麻平~河原の湯~燕温泉


いつものテン泊だと7時には就寝し翌日は3時起きの5時出発ですが、今回、昨夜遅くまで
宴会だったので、就寝したのが午後9時頃。
当然ながら朝の起床は遅れて4時ぐらいだったかな?
テンとト内で、うだうだしていたら、外から「槍が見えるぞ」と声が。しまった、もっと
早起きして、ご来光拝んでおくべきだった。またも失敗。後の祭りです。
とりあえず、さっさと支度して、小屋の素泊まり隊が出てくる前に高谷池ヒュッテ周辺
の散歩へ。

ところで、高谷池ヒュッテのテン場。石ころもほとんどない土の上に張れます。いままで
経験したテン場で一番の快適さ。
6年ぶりの新発見
雨だとテントが少し汚れますが、これぐらいは我慢しましょう。
テント1泊で400円(一般的なテント泊代は1泊500円ですが)とリーズナブル。
水は湯沸し前提でいくらでも補給可能。生で飲める水は小屋で分けてくれる模様(小屋泊り
の人は無料ですが、テント泊者の場合は無料かどうかは未確認)。
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早朝、天狗の庭まで行くと6年前に見た秋の絶景の夏バージョンが飛び込んで来ました。
昨日、小雨の展望のない中、登って来たからこそ出会えた景色ですね。
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ばっちり北アルプスも見えますよ 北アルプス南部(槍穂高)~鹿島槍辺りかな?
槍穂は今年は予定ないけれど、鹿島槍には行く予定。まってろよ!
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小屋前からの絶景 左から焼山、影火打、火打山
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小屋素泊まり隊と合流して、本日の目標である妙高山に縦走します
まずは黒沢岳方面へ
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黒沢池に向かう途中の稜線からまたまた北アルプスの絶景が飛び込んできます。
今度は白馬岳(右)から五竜岳(左)辺りのようです
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黒沢池ヒュッテで一服してから大倉乗越へ  
樹林帯の急登です。ここから先は初めてのルートです。
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大倉乗越に到着  
目の前に妙高山がそびえ立っています。
これからここを大きく下って登り返すんかい?って感じで、皆さん眺めていますね。
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大倉乗越から少しジグザグに下ります。 途中、まだまだ余裕ありの面々
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今回のコースで最大の急登が始まります(長助池の分岐から)
途中の休憩も含めて私たちのここから山頂までの行動タイムは約1時間10分程度でしたが。
勾配のキツイ斜面に、ほぼ直線的に道が付けられています。本当にきつい登りでした。
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どうよ、この急登
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途中、野いちごが沢山ある場所があって、天然のビタミンC補給タイムへ。
本当に多かったので、若干2名がイチゴ狩りに夢中になっております。持ち帰って
焼酎漬けにするのだとか。
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急登を必死の思いでクリヤーしてやっと妙高山の山頂です。あまりの天気のよさ、
展望のよさにみなさん大感激ですね。
いつまに立派な山頂標識が!感激の余り、高いところに登る人も。
2年ぶりの新発見
以前のカラフルな山頂プレート?もありましたよ
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妙高山から北アルプス方面
残念ながらガスが出てきましたが、見えているのは白馬岳の大雪渓かな?
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焼山、影火打、火打山方面
こんな展望だったんですね。前回はガスガスだったので全く見えませんでした。
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童心に帰ったように山頂エリアの岩場に登るお二人 100mぐらい離れているところ
から3倍ズームで撮るとこれが限界
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ついにリベンジ大成功です。これで、やっと妙高山も終わりに出来ます。
さあ、山頂エリアにガスも沸き始めたことだし、下山しましょう。
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途中、こんなクサリ場もあります。2箇所あります。
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天狗堂まで降りてきました。暑さもあって、少々お疲れモード。ここで少し休憩します。
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この先、急な下り(登りでは胸突き八丁と呼ばれているところ)を通過して、燕登山道
の麻平方面へ。
ここからは初めてのルート。前回は北地獄谷を経て燕温泉に下りました。
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このルート、どんなのか楽しみだったんですが、単調な下りが延々と続きます。しかも
延々と樹林帯。ここは、下りにも、当然登りにも使いたくないルートです。いくら、
このルートを下りたところに無料の露天風呂「河原の湯」があるからと言っても、
使いたくないですね(あくまでも個人的な意見ですよ)。
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「河原の湯」が目的でも、わざわざこのルートを通らなくても、北地獄谷経由の燕登山道
で燕温泉まで下りて、水平道を10分も歩けば「河原の湯」に行ける訳だし。
「河原の湯」には入る予定はなかったけど、覗いてみたら皆さん気持ちよさそうに
入っていたので、つられて入っちゃいました。乳白色のKing of温泉でした。
乗鞍高原温泉、白骨温泉のファンですが、近いところに同じ色の温泉があったんですね。
さすがに実際の写真は撮れないので、妙高市のHPから無断利用させていただきました。
一応混浴ですが、女性はさすがに、ここに入るのは厳しいかな。
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食材を運んで頂いた方々、クルマをスタート地点とゴール地点に置いてくださった方々、
ありがとうございました。
いい山旅となりました。Many Thanks!


  1. 2007/08/19(日) 21:58:19|
  2. 長野周辺の山々