稜線の風を感じて

槍見天泊縦走の予定が・・・in大天井岳(2922m)

大天井岳(20070923)047b

2007.9.22(土)~9.23(日)

前回(8月)の苦い経験
雨風の影響があったとは言え、テントを担いで行きながら小屋素泊りにしてしまった(情けねー)。
槍もの姿を見ることなく下山(最後の最後に合戦小屋手前でちょこっと顔を出してくれたけど)何しに行ったんだか分からない山歩きであった。

来年は4年ぶりに槍に登りたいと思っているので、やっぱり少しでも槍に近づいて気持ちを高めておきたかったので、
この土日で大天井岳に再チャレンジしてきました。
さすがに今回はテントを張りましたよ。風もなく穏やかで快適なテントライフでした。


1日目 2007.9.22(土)
中房温泉登山口~燕山荘~大天荘
天気 晴れのち曇り(ガス)

本日も頑張って2時起き、3時30分に家を出発。登山口着が5時過ぎ。
しかし第一駐車場満杯、第二駐車場も満杯。おいおい、皆さん本当に早すぎ。
3連休だと、メジャーコースのPはこうなっちゃうのかな? 皆さんの行動力に脱帽です。
仕方なく、少し離れた第3駐車場に行ったら駐車OKでした。

まずは合戦尾根を経て燕山荘(えんざんそう)を目指します。
第一ベンチ 休憩パス
第二ベンチ あんぱん休憩
第三ベンチ 休憩パス
富士見ベンチ あんぱん休憩
水はハイドレーションで歩きながら頻繁の補給しているので、水分補給で休憩することはありません。

山も秋の気配(第1弾)
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合戦小屋で再びあんぱん休憩
合戦小屋から少し登ると槍が見えるビューポイントがあります。
今回は雲の上に穂先だけが出ている状態で見えました。これは幸先いいかも。写真は
かなりアップにしています。こんなに近くには見えません。
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燕山荘が近づいてきました。例によって長野側はガスガスで、黒部側は青空か?
期待に胸ふくらませて燕山荘目指して登ります。
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燕山荘到着。槍見えません(泣)。
裏銀座縦走路はガスで若干はっきりしませんが一応見えました。
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でも今回はやたらに足が重い。14K台のテント泊装備(今回はまずい食事を何とか
しようとレトルトを担いできたので若干重め)のせい? いやいや、やや重くて硬い
冬山重登山靴のせい? でもやっぱり一番の問題は2時起きの睡眠不足のせいかな?
ソール張替えで修理に出している夏山登山靴は今回も間に合いませんでした。

燕岳(つばくろだけ)方面はこんな感じ。
長野側がガスで黒部側にはガスが無い見慣れた景色ですね。
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今日は燕岳には登る予定はないので、ガスガスの中、大天井岳(おてんしょうだけ)を
目指して表銀座縦走路を進みます。
燕岳から大天井岳はチャリンコロード(自転車ロード)と呼ばれているようです。
なだらかな稜線なので、そう言われているようですが、実際に歩いてみると、そんな感じ
はしませんが。結構アップダウンがあって、大下りなんていうのもあるし(但し、大下りは
ちょっと名前負けかもですね?)
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しばらく行けばガスも取れて槍が顔を出してくれるんじゃないかと期待して歩いています
がダメです。
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でも、相変らず裏銀は見えています 左から鷲羽岳、水晶岳、野口五郎辺り。
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チャリンコロードの終盤 
大天井岳が迫って来ましたが、完全に山頂エリアはガスの中。
右方向には槍があるはずなんだけど、この位置関係で見えるのかはわかりません。
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切通分岐を過ぎて、大天荘(だいてんそう)を目指して最後の急登を進みます。ここも
晴れ間が見えます。期待せずに登ります。
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秋の気配シリーズ 第2弾
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大天荘到着。
今回は長く辛かった、重かった。ここで槍が顔を出してくれたら、疲れも吹っ飛ぶん
だけどなと思っていたが、真っ白です。何も見えません。

こればっかりは仕方ないので、早速受け付けして我が家を建てます。
手前の右側が私の可動式の豪邸です。
予定では、展望があれば、このあと、ちょっと常念方面に散歩に出る予定でしたが、
この天気じゃね。
こうなったら、ふて寝してやる!今日は2時起きだったし昼寝だ、昼寝だ!暑くもなく、
寒くもなく極楽じゃ!
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5時半頃、やっとガスが取れて、常念方面の展望が開けました。槍・穂高方面は相変らず
ガスだけどね。
明日の天気回復に期待しましょう(予報では明日は悪くなるって言ってから無理かな?)
もともと、日曜日の天気は崩れるとの予報だったので、今日の天気に期待して来たん
だけどね。
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2日目 2007.9.23(日)
大天井岳(往復)~大天荘~燕山荘~中房温泉登山口
天気 曇り(午前3時半に起きたときは満天の星空だったのに)


夜明けの時間に合わせしっかりと大天井岳に登ります。
登りますといっても、大天荘から10分ですが。
夜明け前ですが、目の前には槍・穂がくっきりと見えます。でも空は雲でいっぱい。
3時半は満天の星空だったのに。
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本日の夜明け、雲が邪魔して中々太陽さんお出ましになりません。
粘ってようやく6時少し前に裏銀に日差しがさし始めました。
野口五郎~水晶~鷲羽辺り
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こちらは鷲羽~三俣蓮華~双六辺り またこの辺りにも行きたい
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そして槍・穂高にもうっすらですが陽がさし始めました。これを待っていたんだな。
手前は東鎌尾根の稜線。
やっと、大天井岳からの絶景に巡り合うことが出来ましたよ。
でも、裏銀、槍穂を太陽が照らしてくれたのはほんの一瞬でした。
時間にして5時50分から6時までのたったの10分の絶景ショーでした。
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槍のアップ もうちょっと朝陽が元気に照らしてくれたら最高のモルゲンロートだった
だろうに 残念です
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こういう天気なので、お泊りのご褒美のご来光も雲が邪魔してくれていま一つ。
なので、槍穂を照らした後に再び雲の中に隠れつつある太陽と雲海の写真をぺったんこ。
これで勘弁してくれ。
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こちらは大天井岳の山頂付近からの常念への稜線 
ここもいつか歩きたいところでですね
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ほんのわずかな時間の絶景ショーでしてが大満足
昨日は稜線から槍は全く見えずでしたが、この景色に対面できて本当によかったよ。
唯一残っていた表銀からの槍・穂高の展望を目の当たりに出来て、これでほぼ全方向
からの槍を眺めることが出来たかな? あとは来年4年ぶりに登るだけだ!


チャリンコロードの全景 昨日は槍を想像しながらここを歩いてきたんですね。
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太陽が山を照らしてくれるのを大天井岳で粘り強く待ったため、結局 大天井岳で
1時間余りももまったりしてしまった。
大天荘まで戻りテントを撤収です。
最後に大天荘まえからの槍・穂の絶景。


さて燕山荘目指して戻りましょう。
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チャリンコロードを行きます。またまたガスですね。神秘的です。
でも、帰りは裏銀も見えなくなっちゃいました(本音「何ちゅう天気やねん!」)。
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槍が見えるところまで下りて来て振り返るすでにガスの中 
結局槍が見えたのは夜明け後2時間程度だけでした。
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展望がないので、ちょっと秋の気配シリーズ第3弾
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この天気にブツブツ言いながらも燕山荘着。
ここで45分ほど休憩し珈琲タイム。
燕山荘の裏手(丘の部分)にある岩、ゴリラ岩って言うそうです。
そう言われてみれば右の岩、ゴリラが寝転がって槍を眺めているように見えますね。展望がないので、こんなところにフォーカスが行っちゃいますね。
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10時30分 燕山荘から下山します。天気悪くなりそうだし、雨が降らない内に
下山したいなと思っていたら、またしても、駐車場まで戻ったら雨。

昨日、今日と天気がぱっとしない中、レインウェアを着ることなく終わることが出来
たので、まずまずだったかな。
行きも帰りも稜線からの槍の展望はありませんでしたが、大天井岳からの展望が
あって本当に救われました。ふう!


  1. 2007/09/23(日) 22:35:12|
  2. 北アルプス南部