稜線の風を感じて

紅葉と初冬の山を満喫in常念岳(2857m)(詳細版)

常念岳(20071021)122b

2007.10.21(日)日帰り

常念岳、記録を見たら何と11年ぶり。 山を始めたころ蝶ケ岳から常念に歩いていました。
ただこのときは雨の中での山行き。常念岳からの景色はいまだに未知の世界。
今回11年ぶりにリベンジの機会がやってきました。心配は金曜日の夜から土曜日にかけて降った雪。


天気 スーパー快晴(ただ稜線は強風でした)
ルート:駐車場(P)~ヒエ平(登山口)~常念小屋~常念岳(往復)

予定では土曜日~日曜日にかけて、三股から前常念経由で蝶にテン泊縦走する予定が、
20日(土)は天気がいまひとつだったし、19日(金)の夜から高い山は雪が降ったとの
情報もあって断念。

10月21日(日)に日帰りでターゲットを常念岳に絞り、ヒエ平からの往復に変更。

日帰りといっても、標高差1600mあるので、気合を入れて駐車場を午前4時50分頃
に出発です。
ヘッデンは最大の明るさにして歩き始めます。駐車場から登山口(ヒエ平)まで舗装道を
1100m歩きます。
歩き始めて10分もしたら、突然バサバサと大きな音が。少しビビりましたが、多分サル
だろうと勝手に判断して進みます。

暗闇を歩き始めてら約1時間半、ようやく稜線が見えるところまでやってきました。
やっぱり山頂エリアは白いですね。
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歩き始めから約2時間後 やっと山の全貌を確認 
究極の青空って感じでしょう!
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登り始めから2時間半
山頂エリアは雪煙が上がっています。気温も低く風も強いんだろうか。
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登山道にも雪が増えてきました。この辺り雪がカチンコチンに凍っているところが
あって慎重に登ります。
今回はアイゼン持参せず(本当のところは必要と思っていなかった)。
「大バカ者、山をなめるんじゃねー」とまたまた叱られそうだ。
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常念岳をロックオン 常念小屋のある常念乗越(のっこし)の少し手前から
結構雪がありそうですね(ちょっとまずいかと思い始める)
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そんなこんなで常念乗越にある常念小屋に到着!(午前8時40分)
槍~大キレットががこんな風に見えるところだったんですね。初めて見る景色。
常念小屋での休憩は取らずに、常念岳(2857m)を目指して進みます。危なそう
だったら撤退覚悟です。徐々に風が強くなります。
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結構雪ありますね、20cm程度はある感じ。下山してくる人の中にはアイゼン装着の
人も。強風でバランス崩すこと数回、体感温度も0度に近い感じ。
外に出したハイドレーションのチューブが凍るんじゃないかと心配になるぐらい。
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常念乗越から30分程登った辺りで、穂高連峰を捉えました。
数日前には紅葉の絶景が広がっていたのに、あっという間に冬山になっちゃいましたね。
雪と紅葉の赤・黄色と緑の三段紅葉を期待して来たんですが、雪が一度に降りすぎた
みたい。ちょっぴり残念ですが、でもこの展望なら贅沢は言えませんね。
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山頂まであと一息
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ついに常念岳の山頂 11年ぶりの山頂です! 
前回は雨の通過で全く展望無しだったのが、今回は夏~秋の景色をすっ飛ばして
冬の景色。リベンジ大成功ですね。
山頂には先行者が1名のみ。大展望を2人占めです。
ただ、風が強い。寒すぎる。とっとと証拠写真を撮りまくりました。
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それでは、山頂からの大展望 いってみよう!
まずは、蝶への稜線 予定ではここを歩くつもりだったんですが。来年の楽しみに
とっておきましょう。
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穂高連峰  数日前には紅葉のピークだったのに、劇的に大変身して今はこの景色
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これだけ天気がいいと富士山もバッチリ
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新鮮なアングルで見る槍ケ岳~南岳の稜線(蝶ケ岳から、大天井岳からとは違う槍を正面
に見た絶景)
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こちらは大天井・燕岳方面
奥には裏銀も立山・剱岳も見えますね
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後立山連峰をアップ
蓮華岳・針ノ木岳が手前に見えますね。右手奥には鹿島槍・白馬岳が見えているはず
ですが、ちょっと厳しいかな。
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強風と寒さで山頂は20分で退散
雪は結構ある感じでしょう。この辺りも20cm程度でした。
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常念乗越まで下りてきました。登り下り共にぎりぎりアイゼン無しでもOKでした。
常念小屋には寄りません。まったりもすることなく下山へ。
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登ってくる時には気づかなかった一ノ沢の紅葉。
こんな紅葉と冬の絶景が楽しめるなんて、何と幸せなことか。
雪が降った直後、休み(日程)、ピーカン天気 いろんな偶然が重なっての今回の山旅、
たぶん二度とないでしょうね。
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駐車場を出発したのが4時50分頃、下山して駐車場に戻ったのが午後2時過ぎ。
行動時間は9時間ちょっとですね。でも、休憩は立ち休憩と山頂での20分程度なので、
標高差1600mをほとんど歩きっぱなし。
結構丈夫になったもんだ、自分でも驚きです。歩くのは遅いけどね。


今後二度と経験できないような偶然のいたずらで、一粒で二度美味しい素晴らしい
山歩きが出来ました。

  1. 2007/10/21(日) 20:03:40|
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