稜線の風を感じて

岩と花を満喫 南八ケ岳テン泊縦走

南八ヶ岳(20080713)183b

2008.7.12(土)~7.13(日) テント泊(1泊2日)
この時期の樹林帯・稜線共にお花がいっぱいで、写真の整理が追いつきません。
特に稜線上は見事なお花畑の連続で、この時期に来ることが出来て、天気にも恵まれて、幸せなひとときを過ごすことが出来ました。 
1日目 2008.7.12(土)
桜平~オーレン小屋~根石山荘~夏沢峠~硫黄岳~赤岳鉱泉~行者小屋

このルートで入山するのは2005年6月以来の2回目。
桜平までのラフロードを普通のクルマで走行するのは、ちと辛いです。
前回はオフ四駆でしたが、今回は普通のクルマなので。

桜平に到着したのが6時45分ころ。 しかし、奥の駐車場は既に満車。 
仕方なく、ゲートから少し下の路肩に駐車。

桜平からオーレン小屋のルートは省略させて頂いて、いきなりオーレン小屋に
到着です(笑)。
登山口(ゲート)出発が7時10分ころ、オーレン小屋着が8時20分。 
例によって、花の写真を撮りまくりながらのダラダラ歩きです。
赤岳・横岳・硫黄岳(2008.7.12)409★


オーレン小屋から硫黄岳に向かうのも少しもったいないので、時間もあることだし、
ここややはりちょっと寄り道して女王様に会いに行かないとね。 
根石山荘へ。 しかし根石山荘前、一面のガスですね。
赤岳・横岳・硫黄岳(2008.7.12)425★


女王様(別名コマちゃん)と対面。 ここでコマクサを見るのは初めて。 いつ見ても
可憐なコマちゃん。 燕岳のような圧倒的な量ではないけど、厳しい環境にも
かかわらず咲いてくれていました。
赤岳・横岳・硫黄岳(2008.7.12)431★


夏沢峠に戻ります。 硫黄岳方面もガスですね。 
今日は展望は期待薄だなと、この時は思った。
赤岳・横岳・硫黄岳(2008.7.12)455★


夏沢峠着 
硫黄岳、ガスが取れました。 よっしゃ! ちょっと気合が入ります。
赤岳・横岳・硫黄岳(2008.7.12)462★


山頂直下 歩荷(ボッカ)のお兄さんもガンバ!(硫黄岳山荘の関係者でしょうかね)
赤岳・横岳・硫黄岳(2008.7.12)505★


いやあ、夏山だ! 夏山JOYですね。
赤岳・横岳・硫黄岳(2008.7.12)513★


硫黄岳の山頂 
山頂がこんなに広い山は他に知りません。
赤岳・横岳・硫黄岳(2008.7.12)516★


以前から気になっていた硫黄岳の爆裂火口の先っちょ
赤岳・横岳・硫黄岳(2008.7.12)527★


進入禁止にもなっていないので、行ってみました。 ここまで来たのは初めて
爆裂火口の先っちょから硫黄岳の山頂を見ると、
山頂にいる人たちが蟻んこのように見えますね。  
赤岳・横岳・硫黄岳(2008.7.12)540★


硫黄岳付近から、明日歩く予定の赤岳~横岳を眺め、自分なりにイメトレ
あれを登って、あそこを通過して、あそこを歩くんだなと。
赤岳・横岳・硫黄岳(2008.7.12)548★


硫黄岳から赤岳鉱泉経由行者小屋へ。 まずは赤岳鉱泉に下ります。
せっかく登ってきたのに下りるのはもったいない話ですが、テン場が稜線上
にないので仕方ありません。
赤岳・横岳・硫黄岳(2008.7.12)555★


赤岳鉱泉 
ここではスルーして行者小屋に向かいます
赤岳・横岳・硫黄岳(2008.7.12)571★


赤岳鉱泉から行者へのルート 今回が初めて
ルートの雰囲気はなかなかのものですが、結構な登りがあり、もう登りはないと
思い込んでいたのでガックシ。 頭の中では、比較的平地の移動とイメージしていた
のでショックが隠せません。
赤岳・横岳・硫黄岳(2008.7.12)579★


一人でブツブツ言いながら歩き、やっと今宵の宿である行者小屋に到着 
午後1時ちょっと前。
さすがに賑やかですね。 大部分は美濃戸から来た方々でしょう。
赤岳・横岳・硫黄岳(2008.7.12)586★


桜平を出発したのが7時過ぎなので、ここまでの所要時間は6時間弱。
時間的には大したことはありませんが、疲労感は結構あります。
今朝は3時に起き、4時に家を出発してきたので、睡眠不足が一因かも。
さっさと我が家を建てて、昼寝タイムじゃ!
赤岳・横岳・硫黄岳(2008.7.12)601★


しかし、日中は結構陽射しも強くて、とてもテントの中で昼寝というわけにも
行かず、小屋周辺でまったり。
行者小屋のテン場も今回が初体験ですが、お隣の赤岳鉱泉に比べるといい
感じですね。
一人一泊1000円と八ケ岳価格ですが、水は無料だし、外トイレは水洗トイレ
だろうし、文句は言えません。


午後5時半ころ行者小屋前からの赤岳
晩御飯も食べ終え、小屋前で明日のルートである文三郎道(ぶんざぶろうどう)
コースと赤岳を眺め、しばしまったり。
赤岳・横岳・硫黄岳(2008.7.12)617★


明日は2時半起き、4時半出発予定なので、7時には寝袋へ。
それから、行者小屋の外トイレ、いわゆる跳ね返り型のトイレでした。 
小屋お勧めの外トイレ1機は少しはましですが、同じ型。



2日目 2008.7.13(日)
行者小屋~赤岳~横岳~硫黄岳~夏沢峠~オーレン小屋~桜平


昨夜は暑くも無く寒くもなく快適、しかも風もなく、快適なテント泊でした。 
少し控えめな野獣さんばかりで、ノイズも気にならず。

一応予定通り、午前2時半に起きて、食事・テント内の整理・テントの撤収。
ちょっぴり遅れましたが、ほぼ予定通りの4時37分に行者小屋を出発です。
私が確認できただけで、私より先にヘッデン点けて出発した人たちが10人
ぐらいいました。 皆さん早すぎ。

昨日行者小屋から赤岳のルートである文三郎道コースを眺めていて、何か
直線状の変な物体が見えていましたが、その正体がコレでした。
網状の階段。 
文三郎道コースを歩くのは今回が初めて。登りは問題ないけれど、これを下り
で使うと足を網にひっかけて転びそうな嫌な感じ。 網なので、ところどころで
グニャっとなるし。
赤岳・横岳・硫黄岳(2008.7.13)009★


午前5時過ぎ、振り返ると北アルプスが!モルゲンロート(朝焼け)が始まって
いました。 写真は槍・穂高連峰。 今年は久し振りに槍に行くチャンスを狙って
いますよ。
赤岳・横岳・硫黄岳(2008.7.13)021★


文三郎道コースの網の階段(3箇所ぐらいあったかな?)を登りつめ、阿弥陀岳
からのルートと合流したところからの赤岳。
このルートで赤岳を目指すのは、2005年6月以来です。
赤岳・横岳・硫黄岳(2008.7.13)038★


こんなクサリ場を数箇所よじ登って赤岳を目指します
赤岳・横岳・硫黄岳(2008.7.13)074★
赤岳・横岳・硫黄岳(2008.7.13)087★



クサリ場を登り詰めたところから、下を眺めるとこんな感じ。
結構、おっかない感じですね、写真で見ると。 実際に歩いて見るとそんなこと
は全くないんですよ。
赤岳・横岳・硫黄岳(2008.7.13)090★


そんな、こんなで赤岳到着です。 時間はまだ6時過ぎ。
しかし、山頂は結構人でいっぱい。 赤岳展望荘に宿泊していた人たち、行者小屋
から文三郎道と地蔵尾根コースで登ってきた人たちかな。
山頂は狭いし、人も多いし、ここでの三脚を使ってのセルフ撮影は無理でした。
赤岳・横岳・硫黄岳(2008.7.13)100★


天気もまずまずで、完璧な360度の大展望でした。3回目にして初めて赤岳から
の大展望に恵まれました。
まずは阿弥陀岳(2805m)方面。 今回、阿弥陀はパスしたけど、天気がいい日
を狙って再び登りたい山ですね。
赤岳・横岳・硫黄岳(2008.7.13)101★


こちらは権現岳・網笠山(右奥の丸い山)と背後の南アルプスです
赤岳・横岳・硫黄岳(2008.7.13)107★


朝霞にけむる奥秩父の山々(?)
赤岳・横岳・硫黄岳(2008.7.13)117★


そして、もちろん富士山もね
赤岳・横岳・硫黄岳(2008.7.13)123★


先月、硫黄岳からの大展望に感動したばかりですが、360度の大展望という
点では、赤岳の方が一枚も2枚も上かも。

さて、赤岳の山頂からの大展望も満喫できたし、先に進みましょう。
まずは、赤岳直下にある赤岳展望荘で少し長めの休憩をとって、横岳へ。
赤岳・横岳・硫黄岳(2008.7.13)139★


展望荘を出発して、横岳に向かう途中から赤岳と阿弥陀岳
途中何度も赤岳と阿弥陀岳を振り返る。 何度振り返っても、見える景色はそんな
に変わらないのにね。
赤岳・横岳・硫黄岳(2008.7.13)185★


横岳の核心部に突入です。 前半の横岳南稜の難所へ。
まずは、日ノ岳へのクサリ場の急登(ちょっと大げさに書いていますが、ゆっくり
と確実に登れば、誰でも通れるルートです)
赤岳・横岳・硫黄岳(2008.7.13)190★


日ノ岳を登り終えたところのお花畑
赤岳・横岳・硫黄岳(2008.7.13)206★


横岳を後にして進みます。 今度は横岳北稜の難所へ。
山頂直下のクサリ場の下り
赤岳・横岳・硫黄岳(2008.7.13)292★


ほぼ垂直に切れ落ちた場所をクサリを頼って下ります。 ここを下りるのは
今回で確か4回目。慣れで怖さもなくなりましたが、慎重に下りるべきポイント。
赤岳・横岳・硫黄岳(2008.7.13)293★


下りたところに、変わり果てたツクモちゃんがおりました。
約一カ月前は可憐なお姿だったツクモちゃん。 来年、また可愛いお姿を
見せてくださいな。
赤岳・横岳・硫黄岳(2008.7.13)296★


通称カニの横ばい。 クサリをつかんで横移動。
赤岳・横岳・硫黄岳(2008.7.13)300★


はい、これで難所はすべて通過。 これからは稜線漫歩です。
テント泊装備を背負っての初めての横岳の難所の通過、若干不安がありましたが、
まったくもって問題なしでした。
硫黄岳に向かいます。
赤岳・横岳・硫黄岳(2008.7.13)307★


この先は左右の砂礫帯にコマクサを眺めながら、のんびり歩きます。
登山道を外れてコマクサに近づけないようにロープで規制されているので、コマクサ
の写真は登山道側に咲いているものを撮影しております。硫黄岳周辺でコマクサを
見たのも今回が初めて
赤岳・横岳・硫黄岳(2008.7.13)325★


硫黄岳のほぼ山頂 青空が何とも言えませんね。
赤岳・横岳・硫黄岳(2008.7.13)343★


硫黄岳山頂から阿弥陀岳(右)、赤岳(中央)、横岳(左)
八ケ岳は今回でしばらくお休みになる可能性大。
素晴しい展望とお花を見せてくれてThanks a lot!ね。
赤岳・横岳・硫黄岳(2008.7.13)344★


夏沢峠まで戻ってきました。 まだまだ硫黄岳も絶景です。
赤岳・横岳・硫黄岳(2008.7.13)360★


オーレン小屋まで下りてきました。
湧き水「」オーレン強清水」を使って、Let’s enjoy珈琲タイム。
これまでずっと行動食を食べてきましたが、やっとここで珈琲休憩です。
赤岳・横岳・硫黄岳(2008.7.13)368★


あとはチンタラ、桜平まで下ります。


夏山のお花のピーク時に、しかもテント泊装備を背負って八ケ岳の稜線を
歩くのは初めの体験でしたが、実に素晴らしい山旅でした。










  1. 2008/07/13(日) 22:37:57|
  2. 八ヶ岳