稜線の風を感じて

北ア テント4泊5日の旅(3日目)鷲羽岳へ

鷲羽からC(20080812)297
2008.8.12(火)
今日のルートは以前歩いたことがあるコースですが、もう一度この素晴らしい稜線を歩きたかった。
前回は秋でしたが、今回は盛夏。 少し違った表情もみせてくれるだろうしね。

しかし、今回は初日の8月10日(日)に三俣山荘まで行く気力が無く、双六小屋をベースキャンプとしてしまったため、当初考えていた、
水晶岳と余裕あれば雲ノ平を回って来る計画はボツ。
午後5時ぐらいに戻る予定にすれば可能ですが、この時期は遅くとも午後2時には戻ることを優先させないとね。
戻る時間を考慮して、行けるところまで行きます。
今日も花の写真も、セルフ撮影も抑えて、ひたすら歩きますよ。


今日も4時に双六小屋を出発です。
今日は時間の余裕もないので、双六岳はパスして、巻き道で三俣山荘へ

双六小屋から双六岳方面にハイマツ帯を急登すると、平坦な場所に出て、
そこから右方向に三俣蓮華方面の巻き道分岐があります。
巻き道を歩くのは今回が初めて。 
巻き道ということで、平坦なイメージがあったけど、結構アップダウンありますね。
巻き道通過中に燕岳の稜線から太陽が顔を出しました。
2008夏休みP(2008.8.10-14)089★
写真1


日が差すと双六岳の稜線は、ついさっきまでは暗いイメージだったのが一変。
素晴らしい稜線に見えてきました。
今日は巻き道で正解だったかな? 稜線歩いていたらこんな景色は目に出来
なかっただろうし。
我ながら、いいパノラマ写真だ!
2008夏休みP(2008.8.10-14)100★
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巻き道は三俣蓮華岳の直下を通っているので、山頂はスルーする予定でいまし
たが、やっぱりこの天気だと行っておかないと損するかもという気がしたので、
ひと登りして三俣蓮華のピークへ。


これは、三俣蓮華岳から黒部五郎(左)、薬師岳(中央)、水晶岳(右側)、右側の
手前の残雪のある山が祖父岳(じいだけ)。
ちなみに、祖母岳(ばあだけ)が雲の平にありますよ。
中央の台地みたいなところが雲ノ平ですね。
2008夏休みP(2008.8.10-14)105★五郎~水晶
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三俣蓮華岳(2841m)から双六方面、後方は槍・穂高連峰
2008夏休みC(2008.8.10-14)180★
写真4


昨日、絶景を見せてくれた黒部五郎岳
2008夏休みC(2008.8.10-14)187★
写真5


槍・穂高連峰
明日はこの稜線から槍を目指す予定。 
いやあ、たまりませんね!(天気次第だけど)
2008夏休みC(2008.8.10-14)193★
写真6


三俣蓮華岳でゆっくりはしていられないので、先に進みます。
目の前にデッカクそびえる鷲羽岳へ 
実に雄大な山!
2008夏休みC(2008.8.10-14)207★鷲へ
写真7


鷲羽乗越(わしばのっこし)に建つ三俣山荘とテン場
ここのテン場は縦に長いので、遅くなると小屋からかなり離れた場所に設営
せざるを得なくなりますよ。
トイレは小屋の中のみ。 水はテン場と小屋前にあり、無料です。
2008夏休みC(2008.8.10-14)212★
写真8


三俣山荘で行動食を食べ、標高差400mの登るエネルギーを補充します。
左側の2階に展望レストランがあります。
2008夏休みC(2008.8.10-14)214★
写真9


たぶんこんな景色が食事しながら一望できると思います。
いいな、帰りシャリバテだったら寄るかも。
2008夏休みP(2008.8.10-14)107★
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さあ、標高差400mの登りに挑みます(大したことはないんだけど、大げさですね)
2008夏休みC(2008.8.10-14)218★
写真11


途中から三俣山荘方面を振り返ると、この高度感
2008夏休みC(2008.8.10-14)227★
写真12


三俣山荘から約1時間で鷲羽岳(2924m)に到着です。
時間は7時50分
前回2005年の秋に来た時も、ここは絶景に恵まれましたが、今回も
なかなかの展望です。
2008夏休みC(2008.8.10-14)234★
写真13


鷲羽池とその背後に立つ槍ケ岳
明日歩く予定の西鎌尾根が槍に向かってつながっています。
あそこをテント泊装備のザックを背負って歩くのか?!
2008夏休みC(2008.8.10-14)235★
写真14


こちらは、今日歩いてきた双六岳・三俣蓮華岳方面。
奥の三角錐の山は笠ケ岳、左奥は焼岳、乗鞍岳辺りでしょう。
2008夏休みC(2008.8.10-14)236★
写真15


これは、2日目に絶景を堪能させてもらった黒部五郎岳とカール(中央奥)と
左側の三俣蓮華岳ですね。
2008夏休みC(2008.8.10-14)237★
写真16


鷲羽岳からのパノラマ絶景
左から槍・穂~西鎌尾根~双六(奥に笠ケ岳)~三俣蓮華~黒部五郎
左下には鷲羽池も見えていますね
2008夏休みP(2008.8.10-14)117★
写真17 ★写真クリックで大きくなるよん!


これは、水晶岳に続く稜線と、水晶小屋が建つ赤岳から野口五郎岳に
延びる稜線(右側)
このラインもたまりませんね。野口五郎方面の山を歩くのも課題ですね。
2008夏休みC(2008.8.10-14)244★
写真18


何と、今回は赤岳の少し右側の後方には後立連峰の鹿島槍、五竜、唐松、
白馬三山(右から順に)も見えましたね。
まあ、向こうからも水晶辺りが見えることはよくあるので、見えて当たり前
ですが。
2008夏休みC(2008.8.10-14)245★後立
写真19


再びパノラマ行っちゃいます。
今度は左から薬師岳、水晶岳、野口五郎岳ですね。
2008夏休みP(2008.8.10-14)119★薬師~野口五郎
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明日のルートの予習です。
双六小屋~樅沢岳(もみさわだけ)~西鎌尾根を経て槍ケ岳へ
槍ケ岳から3000m峰を3つ縦走して南岳小屋の予定
2008夏休みC(2008.8.10-14)252★明日道
写真21


結構な時間を鷲羽岳の山頂で費やしましたが(といっても30分程度ですが)、
時間はまだ8時20分。 もうちょっと先に行ってみます。
2008夏休みC(2008.8.10-14)258★ワリモへ
写真22


ワリモ岳(手前)と奥の稜線 このラインもたまりませんね
2008夏休みC(2008.8.10-14)259★鷲ワ水晶
写真23


これは黒部川の源流
ここから黒部湖(黒部ダム)~黒部峡谷~宇奈月温泉を経て日本海へ
中央やや右よりの大きな台地が雲ノ平 ここからの水晶岳の展望が凄くいい
んだけど、今回は時間が無くて行けません。
2008夏休みC(2008.8.10-14)264★黒部源流
写真24


今日はこのワリモ岳までとします。 午後2時までに双六小屋に戻るなら、
もう少し先に行ってもいいんだけど、無理しません。 と言っても水晶岳まで
行くと完全にタイムオーバーだし、この辺りで少し余裕を残すぐらいで引き返す
のが正解でしょう。
2008夏休みC(2008.8.10-14)281★
写真25


ルートはワリモ岳の山頂を巻くようについていますが、ワリモ岳の山頂にも
ひょいとひと登りでいけます。
本日は、このワリモ岳の山頂からの絶景でおしまいです。
同じような写真ばかりですが、薬師岳~水晶岳~野口五郎岳の大パノラマ
何度みてもいい景色でしょう?
2008夏休みP(2008.8.10-14)121★
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こちらは、ワリモ岳からの鷲羽岳の絶景
左後方には、明日登頂予定の槍ケ岳、右は三俣蓮華岳と双六岳
2008夏休みP(2008.8.10-14)124★
写真27 ★写真クリックで大きくなるよ!


これも同じような写真だけど
ワリモ岳からの祖父岳への稜線と水晶岳への稜線、奥は薬師岳
2008夏休みC(2008.8.10-14)289★
写真28


ワリモ岳からの水晶岳・野口五郎岳への稜線
2008夏休みC(2008.8.10-14)297★
写真29


我が家に戻ります。
鷲羽岳を通過し、三俣山荘へ
もの凄い高度感です。 とても山の上から下山道を見ている感じではないですね。
2008夏休みC(2008.8.10-14)323★
写真30


三俣山荘まで戻りましたが、シャリバテだし、テント食にも飽きてきたし、山荘の
展望レストランで鷲羽と槍の展望を堪能しながら、1000円のカレーを頂きました。
今回の山旅で、テント泊代以外は1円も使っていませんでしたが、ここで初の出費。
たまにはいいでしょう。
2008夏休みP(2008.8.10-14)126★
写真31 ★写真クリックで大きくなるで!


三俣山荘から双六小屋に戻ります。
ガスが沸かなければ、双六岳の稜線コースを考えていましたが、やはり稜線には
ガスが沸き始めていたので、巻き道で双六小屋へ。
写真は撮っていませんが、この巻き道も中道同様にお花いっぱいのルートでした。
2008夏休みC(2008.8.10-14)350★巻道で双六
写真32


双六小屋のテン場に戻ってきました。 午後1時10分着。 
ちょっと早めに戻りすぎた感じではありますが、明日はテント泊装備を背負っての
厳しい槍への道が控えているので、これでいいでしょう。
ちょっとだけ、テントの数が増えたかな。
2008夏休みC(2008.8.10-14)365★
写真33


本日のコースタイム
双六小屋4:01~(巻道)~5:48三俣蓮華岳~6:37三俣山荘6:44~7:50鷲羽岳8:22
~8:46ワリモ岳9:16~9:43鷲羽岳~10:34三俣山荘~(巻道)~13:10双六小屋
休憩時間も含め、本日の行動タイムは約9時間



テントはまだ暑いので、小屋前でドリップ珈琲を入れてしばらくまったり。
今日の山の音楽の友はクラシック
ビュシュコフ指揮ベルリンフィルのショスタコヴィッチの交響曲第5番


4日目の双六~槍、槍~南岳の模様は→こちらへ




















  1. 2008/08/12(火) 14:00:00|
  2. 北アルプス最奥部