稜線の風を感じて

北ア テント4泊5日の旅(5日目)新穂高へ(下山)

下山槍平へP(20080814)001
2008.8.14(木)

ついに5日間の山歩きも本日で終わり。
これでやっと髪が洗えるぞ、風呂には入れるぞ!

小屋泊だと、5日もあれば途中で着替えるかもしれませんが、テント泊だと5日間、下着も含めウェアはずっと同じので通します。 
一応、その日の行動が終わったら、テントで、濡れタオルで全身を拭いていますが。

ちょっと話はそれましたが、本日は下山前に南岳小屋前からの絶景を堪能するつもりでいました。 昨日の小屋で確認した天気予報も、本日の午前中は
何とか持ってくれそうな予報だったし。
しかし、ああ、山の天気はやはり崩れるのが早いみたいで


今日は下山のみなので、早く起きる必要もありませんが、夜明け時間の5時10分
には外に居たかったので、4時ころ起床。
しかし、外は一面ガス。 ガスというより、雨に近いガス。
最後の最後になって、天気に見放されました(涙)。

小屋前はもちろん、南岳頂上からの絶景、常念平からの絶景、獅子鼻からの絶景、
全く何も見ることなく、下山開始です。

これは、また来なさいということですね。 
ハイ、了解です。 次回は南岳新道を使わないルートで来ます。

午前6時ジャストに、槍平小屋を目指し、南岳新道で下山開始
2008夏休みP(2008.8.10-14)001★
写真1


ガスガスで視界10mぐらいなので、目の前のルートのみを確認して槍平に下りて
いきますが、周囲が見えない状況で、結構おっかない稜線ルートだったかも。
左右が切れ落ちた、こんなところもありました。ガスで、どの程度の深さかは
わかりませんが。
2008夏休みP(2008.8.10-14)014★
写真2


おまけに、途中に、こんな看板まであったし。 
「むちゃくちゃな急な下り」なんて書かれると、相当慎重に下りないといけませんね。
これが、この看板の狙いなんでしょうが。
2008夏休みP(2008.8.10-14)016★
写真3


さらに、途中には救急箱まで設置しているし。 
そんなに危ないルートなんかい?
箱の表示をみると、中にあるのは
・救急用品  ・非常食  ・飲料水 ・ヘッドランプ ・電池 ・ビニールテープ
そして最近、山に行くと必ず見かける登山靴(登山靴風の靴)のソール剥がれ時の
応急修理用のテープが入っているようです。
使った場合の連絡先も書いているので、使われた後の補充もしているようですね。
山小屋関係者の尽力に感謝感激雨あられですね。
まあ、でもこの救急箱のお世話になるような山歩きはすべきではありませんね。
2008夏休みP(2008.8.10-14)018★
写真4


ところで、最近ソールが剥がれて苦労している人をよく山で見かけますね。
今回も双六岳付近で1人見かけました。
ちゃんとした登山靴でもミッドソール(衝撃を吸収する部分)の寿命は、使っても
使わなくても長くて5年といわれていますね。
ぱっと見、見異常ないからと、昔の靴で来たり、登山用品店ではなく量販店で
買った登山靴風の靴で来たりする人も居るのかもしれませんね。


この南岳新道、ハシゴあり、ロープあり、クサリあり、丸太橋あり、木道ありと、
何でもありのルートでした。 あと雪渓のトラバースもあったし。
しかも滑りやすいときた。 下山途中、しりもち2~3回つきました。 結構緊張を
強いられるルートでしたね。
2008夏休みP(2008.8.10-14)026★
写真5


そんなこんなで、南岳新道のゴール 槍平小屋に到着。
6時ジャストに南岳小屋を出発して、到着が8時6分、所要時間2時間6分でした。
標準コースタイムが2時間45分だったので少し早かったかな。
(山の地図のコースタイム、かなり甘めだと思いますが)
2008夏休みP(2008.8.10-14)036★
写真6


せっかくなので、槍平小屋のテン場も見ておかないとね。
今後利用する可能性もあるので。
場所は小屋から歩いて1分程度の河原。 水は勿論無料で、テン場近くに給水設備
あり。 外トイレもテン場のすぐ近くにあります。
飛騨沢で槍を目指すときは、ここで1泊するとかなり余裕が生まれますね。
南岳新道は今後、登りでも下りでも もういいです(笑)
2008夏休みP(2008.8.10-14)037★


はい、あとは新穂高までダラダラ歩きが続きます。
2008夏休みP(2008.8.10-14)040★
写真8

前半は多少アップダウンあるけれど、なだらかな下りの登山道、
後半(奥穂へのルートがある辺りから)は林道。
林道になってからは、退屈なので、ウォークマンでSuperflyを聞きながらね。


本日のコースタイム
南岳小屋6:00~8:06槍平小屋8:16~11:19新穂高~11:29駐車場


これで、夏休みの集中山歩きは終り。
今回は、天気が安定し始めた時期に入山し、崩れる前に下山したので比較的
いい思いをさせて頂きました。
直前の天気予報で、行き先、ルート、日程を決めて、悪天を避けているつもり
ですが、山の天気は本当にわかりませんからね。
今回はたまたま、まずまずの天気だった ということでしょう。

そして、今回つくづく思いました。 夏山の展望を期待するには朝一が勝負だと
いうことを。 午前10時ぐらいから、もうガスが涌き始めるし。
4日目の槍ケ岳も、双六小屋から行ったからギリギリ間に合ったわけで、当初
予定の三俣山荘からだったら、槍ケ岳の山頂は一面のガスで展望ナッシング
だったはず。
1日目の黒部五郎も2日目の鷲羽岳も同じような状況でしたね。

  1. 2008/08/14(木) 11:01:52|
  2. 北アルプス最奥部