稜線の風を感じて

紅葉と岩峰を満喫 五竜岳&遠見尾根

遠見尾根(20081012)223b
2008.10.12(日)~10.13(月)
テント1泊2日
ずっと気になっていた、遠見尾根の紅葉を見てきました。 ここの紅葉は初めて。
当初の予定では10月12日(日)に日帰りで「西遠見」辺りまで行くつもりでいましたが、12日(日)~13日(月)は素晴らしい好天予報となり、
急遽13日(月)に休みを頂いて(私は出勤日でした)、テント1泊2日で五竜岳の登山の兼ねて行ってきました。

これで、今年の紅葉山行きの3大目標
再び涸沢久し振りの槍沢、初めての遠見尾根」天気にも恵まれて達成!




紅葉の時期に遠見尾根に来たのは今回が初めてでしたが、紅葉と岩のミックス
実に素晴らしい所でした。
こんな所が近くにあったなんて、驚きと感激でした。
でも、もっと驚いたのは下山後、体重計に乗った時。なんと大台を0.8Kも
割り込んでいた。確かに、ほぼ毎週山を歩いてはいるけれど、こんなに落ちて
大丈夫かいな?と心配になるぐらい。
大台が50Kか60Kかは想像にお任せします(笑)

1日目 10月12日(日)
さて、12日(日)の白馬五竜のテレキャビンは連休中で紅葉の時期の混雑期と
いうことで運行開始予定時間は午前7時30分。
山麓の遠見駅に長蛇の列が出来れば、運行開始が少し早まるかなと思っている方
が多いのか(私もその一人)、7時頃から並び始め、結局50人ぐらいが運行開始を
待っていました。
しかし、結局運行開始は定刻通りの7時30分であった。 
テレキャビン往復で1600円、10Kを越える場合の追加料金徴収されず。
デカザックは背負わず手で抱えてチケット売り場を通過しましたが、それが何か?
体重80Kで手ぶらの人が1600円なのに、体重50K+ザック15Kの人が1600円
+荷物代を取られるなんてなんか不公平じゃないですか?
(八方は以前しっかり荷物代取られた記憶あり)。
大した金額じゃないんだけど、どうも納得がいかん。

アルプス平駅を7時45分頃スタート。
まずは地蔵の頭を目指します。アルプス平駅からほんのひと登りですが。
この辺りは紅葉のピークって感じです。
五竜岳・遠見尾根(2008.10.12-13)175★
写真2


地蔵の頭からの八方・白馬方面の展望
快晴のはずが、雲多いですね。 まあ、いずれガスも取れるでしょう。
五竜岳・遠見尾根(2008.10.12-13)179★
写真3


次のターゲット小遠見山(ことうみやま)を目指しますが、一面のガス
でも紅葉はすごく綺麗
五竜岳・遠見尾根(2008.10.12-13)190★
写真4


ただ今、雲の中を通過中です!
五竜岳・遠見尾根(2008.10.12-13)198★
写真5


抜けました。
二ノ背髪(にのせがみ)という名前のポイントを越えた辺りで雲の上に
出ました。 八方・白馬方面もこの通り。 雲の上の絶景でした。 
山はこうじゃなくっちゃね。
五竜岳・遠見尾根(2008.10.12-13)199★
写真6


まさに雲上のトレイルって感じのルートを通って小遠見山(ことおみやま)へ
五竜岳・遠見尾根(2008.10.12-13)206★
写真7


小遠見山の手前で、パノラマ撮影ポイントがありました。
パノラマ合成第一弾。鹿島槍~五竜~唐松~白馬の稜線がすごくいい感じ
★写真クリックで拡大します!
五竜岳・遠見尾根(2008.10.12-13)207
写真8


そんなこんなで小遠見山に到着。アルプス平から1時間ちょい
五竜岳・遠見尾根(2008.10.12-13)220★
写真9


小遠見山からの絶景 まずは鹿島槍ケ岳と五竜岳
五竜岳・遠見尾根(2008.10.12-13)223★
写真10


またまたパノラマ合成
これは五竜から唐松にかけての美しい稜線
★写真クリックで拡大します!
五竜岳・遠見尾根(2008.10.12-13)226★
写真11


小遠見山からは一旦下り、登り返して次の絶景ポイント「中遠見山」に到着
アルプス平から1時間40分程度
不思議なもので、前回ここを初めて登りで使ったときは、「また階段かよっ!」
ってブツブツ言いながら登りましたが、今回は状況はわかっているので、階段
がいくらあろうが、比較的淡々と足が進められますね。
五竜岳・遠見尾根(2008.10.12-13)235★
写真12


中遠見山からの鹿島槍ケ岳と五竜岳 手前の紅葉と岩峰がミックスされて
いい感じです
五竜岳・遠見尾根(2008.10.12-13)237★
写真13


中遠見山からのパノラマ 同じようなパノラマ写真ばっかりですね(笑)、でも絶景
★写真クリックで拡大します!
五<br />竜岳・遠見尾根(2008.10.12-13)241★
写真14


しつこく、もういっちょ いい色ですね。自分でも惚れ惚れ!
★写真クリックで拡大します!
五竜岳・遠見尾根(2008.10.12-13)253★
写真15


次なる絶景ポイント「大遠見山」への道です。 
たまんない色でしょう。 遠見尾根の紅葉って、こんな素晴らしかったんですね。
もっと早く来るべきでした。
五竜岳・遠見尾根(2008.10.12-13)255★
写真16


鮮やかな赤の後ろは、鹿島槍ケ岳の北峰(南峰は北峰に隠れています)
五竜岳・遠見尾根(2008.10.12-13)261★
写真17


大遠見山に到着。 アルプス平から2時間10分。
皆さん絶景を見ながらの休憩タイムかな。
★写真クリックで拡大します!
五竜岳・遠見尾根(2008.10.12-13)273★大遠見
写真18


遠見尾根の最も素晴らしい紅葉スポット(らしい)「西遠見山」に向かいます
五竜岳・遠見尾根(2008.10.12-13)280★
写真19


西遠見山に到着。
どうよ、この絶景。 氷河公園(天狗池)からの槍さんに比べるとちょっと劣る
かもしんないけど、逆さ五竜もしっかり写っているし、素晴らしい絶景じゃ
ありませんか! 天気よし、紅葉よし、休みのタイミングよし、すべての偶然が
重なった結果の絶景です。
五竜岳・遠見尾根(2008.10.12-13)292★
写真20


でもね、これをパノラマ合成で見るともっと素晴らしいんだな。
★写真クリックで拡大します!
五竜岳・遠見尾根(2008.10.12-13)293★
写真21


はい、ここからは紅葉とは少しお別れして、白岳(しらだけ)への急登です。
久しぶりのテント装備を背負っての登り、ここから先は足が上がらず。
先週のテント泊装備担いでの歩きは上高地~横尾間の平地移動で楽させて
もらったので、テント泊装備でしっかりと登るのは何と8月の夏休み以来。
でも、テント泊も今回で今年は終わりかな。 テント装備担いでの山歩きは
つらいけれど、家と食料を担いで登る山歩き、究極の登山だと思うので、これが
来シーズンまでお預けとなると寂しいもんです。
五竜岳・遠見尾根(2008.10.12-13)309★
写真22


白岳ピーク付近からの唐松岳・白馬方面
五竜岳・遠見尾根(2008.10.12-13)321★白岳から
写真23


今日、これから登る予定の五竜岳がドーンと迫って来ています。
五竜岳・遠見尾根(2008.10.12-13)323★白岳から
写真24


手前の赤い屋根が、白岳と五竜岳の鞍部にある五竜山荘
今宵の宿です、といってもテントですが。
アルプス平から五竜山荘まで4時間ちょいでした。
五竜岳・遠見尾根(2008.10.12-13)329★
写真25


さっさとテント設営して、五竜岳に向かいます。
若干、薄雲が出てきたような感じではありますが、雨が降るような天気では
ないので大丈夫でしょう。
五竜岳・遠見尾根(2008.10.12-13)331★
写真26


五竜岳に登る途中、振り返れば唐松方面の絶景
五竜岳・遠見尾根(2008.10.12-13)335★
写真27


更に高度を上げると、白馬岳も視界に飛び込んできます。
五竜岳・遠見尾根(2008.10.12-13)340★
写真28


五竜岳手前からの鹿島槍 
五竜岳山頂からの鹿島槍もいいけど、ここからの五竜から鹿島槍への
岩稜ルート、見た目にはいい感じです。
実際に歩くとなると厳しそう。 いまだにここを歩く勇気がありません。 
でもいつかは行きたい。
五竜岳・遠見尾根(2008.10.12-13)350
写真29


五竜岳の山頂エリアに到着です。 時間は午後1時50分。
五竜山荘からゆっくり歩いてちょうど1時間ぐらい。
山頂と白馬方面のパノラマ合成での展望。 左奥が五竜岳の山頂ですね。
パノラマ合成だと、こんな風に撮れます。
★写真クリックで拡大します!
五竜岳・遠見尾根(2008.10.12-13)356★山頂
写真30


鹿島槍と立山・剱岳連峰の大パノラマ
後方には、針ノ木岳、さらに奥には槍ヶ岳も見えていますが、この写真だと
ちょっと無理かな。
★写真クリックで拡大します!
五竜岳・遠見尾根(2008.10.12-13)369★山頂
写真31


今日は、午後2時前後の五竜岳からの展望を楽しみましたが、明日は早朝に
再び山頂を踏む予定。
五竜山荘に戻ります。 テントの数も少し増えましたね。
五竜岳・遠見尾根(2008.10.12-13)383★
写真32


山専用の食事に飽きたので、今日も簡単パスタメニューで夕食。
早ゆでペンネマカロニ+ペペロンチーノ
あとスープとコーヒー、今日はこれで終り。 超粗食です。
山に登ると体重が落ちるのは、こういう食事が影響しているかも。
昼は行動食のみだしね。でも、これでテント装備担いで普通に歩けるから
問題ないでしょう。



2日目 10月13日(月)
昨夜はお隣さんの男性4人組みテントが結構うるさくて、音楽を聴きながらウトウト。 
昨夜の睡眠導入音楽はリムスキーコルサコフの交響組曲「シェラザード」。
音によるアラビアンナイトの物語。手持ちのクラシックの中のお気に入りの1枚。
しかし、この時期のテント泊はやっぱり寒いですね。シュラフにもぐりこまないと寒くて
寒くて。昨夜のテント内の最低温度は2度でした。

昨日は午後2時頃に五竜岳のピークに立ちましたが、今日は早朝のピークにもう
一度行ってみます。
同じ山頂でも、時間帯が違うと違う表情を見せてくれるだろうしね。楽しみです。
予定では5時50分にご来光でしたが、雲があって少し遅れる模様。
5時50分の五竜山荘の前でご来光は断念して、山頂に向かいます。
登り始めて、10分程度でしょうか、ようやく太陽が雲の中から昇り始めました。
五竜岳・遠見尾根(2008.10.12-13)006★
写真33


五竜岳も輝き始めましたよ
五竜岳・遠見尾根(2008.10.12-13)009★
写真34


ということは、唐松~白馬の稜線にも陽が刺し始めるわけでして、振り返ると
こんな絶景が
五竜岳・遠見尾根(2008.10.12-13)011★
写真35


午前7時の五竜岳の山頂
五竜岳・遠見尾根(2008.10.12-13)039★
写真36


朝の空気が澄んでいる時間帯なので、白馬岳方面もこんなにクッキリ
五竜岳・遠見尾根(2008.10.12-13)051★
写真37


立山・剱岳連峰  ここはなかなか行けそうにありません。
眺めるだけの山で終わるかも。
五竜岳・遠見尾根(2008.10.12-13)053★
写真38


鹿島槍、後方には針ノ木岳、さらに奥には槍ヶ岳
昨日よりちょっとだけクッキリ感があるかな?
五竜岳・遠見尾根(2008.10.12-13)058★
写真39


パノラマ合成 行きます。
後立山連峰(五竜~唐松~白馬)の稜線と北信の山々(妙高、火打、高妻辺り)
★写真クリックで拡大します!
五竜岳・遠見尾根(2008.10.12-13)060★
写真40


鹿島槍と立山・剱岳連峰 パノラマ合成だから得られる絵ですね。
★写真クリックで拡大します!
五竜岳・遠見尾根(2008.10.12-13)067★
写真41



太陽が上がるにつれ、陽が徐々にトップライトに変わる過程の山の景色を
眺めながら1時間半も山頂エリアでマッタリ。
8時15分に五竜岳の山頂を後にします。
五竜山荘で、テントを撤収して、下山へ。
五竜山荘出発9時35分
五竜岳・遠見尾根(2008.10.12-13)098★
写真43


今回は素晴らしい天気に恵まれて感謝ですね。
五竜山荘にもお世話になりました。今回のテント泊含め、ここでこれまで
5泊ぐらいしたかな? お気に入りのテン場です(少し斜めっているけど)
五竜岳・遠見尾根(2008.10.12-13)099★
写真44


白岳から下りる途中の鹿島槍と五竜の稜線
(右端に五竜山荘がちょこっと写っていますね)
★写真クリックで拡大します!
五竜岳・遠見尾根(2008.10.12-13)108★
写真45


さて、下山は再び遠見尾根の紅葉を楽しみながらテクテク歩きます。
ただガスが沸き始めましたね。
下山途中、後を振り返ると、こんな感じ。 いい絵です。
五竜岳・遠見尾根(2008.10.12-13)121★
写真46


中遠見山の紅葉
五竜岳・遠見尾根(2008.10.12-13)130★中遠見
写真47


中遠見から小遠見に向かう途中、振り返ると五竜岳がデッカクそびえて
おりました。不思議ですが、左方向の鹿島槍ケ岳と右側の唐松方面はガス
で展望がないのに、五竜岳だけはこのようにバッチリ。
まるで私を見送ってくれているかのような感じ。
五竜岳・遠見尾根(2008.10.12-13)133★
写真48


これは、小遠見山の紅葉
中遠見から下辺りが紅葉のピークみたいで、中々いい色に染まっています。
五竜岳・遠見尾根(2008.10.12-13)151★小遠見山
写真49


小遠見からアルプス平に下りる途中
ここはハイキングエリアなので、登山靴を履いていない観光客の方々がたくさん。
五竜岳・遠見尾根(2008.10.12-13)165★
写真50


アルプス平付近まで下りてきました。 八方方面はガスで展望ありません。
五竜岳・遠見尾根(2008.10.12-13)168★
写真51


紅葉の時期に、遠見尾根を歩くのは初めてでしたが、なかなか素晴らしい
紅葉スポットでした。近くに、こんな場所があったなんて、実に幸せ。
今年の秋は、昨年に続いて涸沢の紅葉もバッチリ見れたし、
久しぶりの槍沢・天狗原は青空はなかったもののまずまずの絶景だったし、
そして今回初めての遠見尾根でも素晴らしい紅葉を目にすることができたし、
充実した秋でした。


次なるターゲットは未知のトレイルです。 これも楽しみです。














  1. 2008/10/13(月) 19:09:34|
  2. 長野周辺の山々