稜線の風を感じて

初めての犬ケ岳 橙色パラダイス #32

犬ケ岳(20090723) 158オオキツネノカミソリ

犬ケ岳(いぬがたけ)は福岡県(豊前市)と大分県(中津市)の県境の山。
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天気:晴れ~曇り

犬ケ岳登山口の駐車場は里山の登山口駐車場としては実に立派
30台ぐらい停められそうです。 綺麗なトイレもあり。

本日は雨上がり後ということで虫の強力な嫌がらせがあると判断し、
トクホンによるり虫コナーズ大作戦はさらにパワーアップして望みます。
ザックに4枚、帽子に2枚、腕(ウェアの上)に2枚、計8枚。


駐車場のすぐそばに右コース(恐淵コース)と左コース(うぐいす谷コース)
の分岐。 今回は一般的だとガイド本にあった右コースで登り、左コース
で下山してくる予定。
右側(直進)のルートに進みます。
003右コースで出発



歩き始めてすぐに一輪だけ道端にオオキツネノカミソリが咲いていました。
「こんにちは、初めてお目にかかります」
これがこの先で群生して咲いているかと思うとワクワクです。
004いきなり初対面オオキツネノカミソリ



2軒のヤマメの料理屋「茶房ふきのとう」と「求菩提庵(くぼてあん)」
があり、この間を通って山に入ります
0052ヤマメ料理店の間を通過



しばらくは杉林の林道
010しばらくは林道



歩き始めて40分弱でオオキツネノカミソリの群生地に到着
021オオキツネノカミソリ群生地



オレンジ色の可憐な花です
どうもこの花、暗いところがお好きなようで、写真は光が足りなくて
ISOを上げて撮影
050可憐です



一応山のぼら~なので犬ケ岳のピーク目指して沢を何度か横切りながら
進みます。 ぱっと見、おっかない感じの橋が現れる。 
ただ架けているだけだし(固定なし)、下は滝だし、橋は濡れて今にも
滑りそうだし。慎重に通過します。
この辺りからが「恐淵(おそろしぶち)」かな? 難コースを暗示させます。
054ちと不安な橋を渡り



次に前半の最大の難所と思われる鎖をつかみながらの徒渉ポイント
雨上がり後なので川の水量もやや多めだし、足を置く岩は濡れているし、
しかも斜めっているし、今にも滑りそうな嫌な感じでしたが無事通過。 
写真は渡ったあとのものね。
067前半の難所



このコース、沢沿いなのでマイナスイオンをたっぷり浴びて気持ちいい。
ただ最新の注意を払わないと谷に滑落するポイントが多々あるので、
足元には要注意です。
滝を見ながら足を進めます。 この辺りは「夫婦渕」とありましたね。
072滝を見ながら



鎖に助けられて滝の上を通過します。
073滝の上を歩き



徒渉あり、鎖ありの変化に富んだコースを歩き切ると、林道に出ます。
この林道「経読林道(きょうよみりんどう)」というようです。
077林道に飛び出る



林道を右方向に150m程度(時間は5分程度)行くとベンチのある
大竿峠(おおさおとうげ)の分岐
079林道ちょっと歩きで大竿峠分岐点



ここから林道を離れ、大竿峠への登り
080大竿峠へ



分岐から約10分でまたまたベンチのある大竿峠に到着。
この山、ポイントポイントにベンチが設置されているようですね。
ここまでは木漏れ日を受けながらの道だったのでじっとしていれば涼しい
けれど、運動しているから結構汗びっしょり。 ここでアンパン休憩。
084大竿峠着



ちょっとだけ寄り道します。
犬ケ岳の山頂は展望が悪いらしく、このコースで一番の展望と
ガイド本にあった「一ノ岳」へ。
086一ノ岳へ



最初急な階段登りでしたが、登りきると平坦な新緑道
090一ノ岳への道



一ノ岳に到着
ここはいろんなコースの分岐点みたいです。
ここから求菩提山(くぼてさん)にも、英彦山(ひこさん)にも道が
繋がっているようです。
英彦山方面の山並みの展望あり(写真はありません)。
094一ノ岳着



大竿峠に戻ってきました。
102大竿峠に戻る



犬ケ岳のピークに向かいます
ちょっとした縦走気分です。部分的に直射日光を浴びるで汗だく。
103山頂へ



大竿峠から約20分で犬ケ岳のピーク「甕ノ尾(かめのお)」に到着
展望台と避難小屋(一体)があるだけで、展望はありません。
トクホンが効いたのか、虫が居なかったのか不明ですが、虫君の
嫌がらせはここまでありませんでした。
ここでドリップ珈琲休憩。
108犬ケ岳山頂



今日は久しぶりに青空を見たような気がしますね
110犬ケ岳から久しぶりの青空



山頂のブナ。 巨木ではありませんが。
秋はいい色に変身しそうです。
113山頂のブナ



山頂の日陰でじっとしていると何ともいえない涼しい風が心地よかった。
虫がいなければ昼寝したい気分。
山頂を後にして笈吊峠(おいづるとうげ)へ進みます。
115犬ケ岳発、笈吊峠へ



山頂直下の下りは結構急でした。
この先、ツクシシャクナゲが多く自生しています。
今年は花の時期、機会はありませんでしたが、来年はツクシシャクナゲの
時期に来てみようと思います。
125ツクシシャクナゲのトンネル



そしてこのコース最大の難所がここのようです。
途中、左手に迂回路の看板があったけど無視。
今思えば、この迂回路は「笈吊岩(おいづるいわ)」を避ける迂回路
だったんでしょうね。
笈吊岩の下り。ほぼ垂直に近い鎖場。 
下に私の足のつま先部分が写っています。
本日の登山靴はLowa。 初めての山で難所がありそうな山はLowa
じゃないとまずいかなと思い。大正解でした。
129笈吊岩(上から)



タオルを首に巻いて歩いているので、後ろ向きにこの岩を下りるとき、
タオルが足もとの視界を遮り、足を置くポイントを誤り、ちょっとだけズルッ。 
あぶねーあぶねー。 突入する前にタオルをしまわないと。
写真は下りたところから見上げたところ。
130笈吊岩(下から)



「笈吊峠(おいづるとうげ)」に到着
右側の道を使えば大分県中津市耶馬溪町への下山道です。
132笈吊峠着



今回は福岡県豊前市から登ってきているので、左の林道へ下りていきます
133林道へ



10分ちょっとで林道に出た。
この林道を「うぐいす谷」で下山するため右側に進みます。
135林道に出たら右へ



林道を10分も歩くと「うぐいす谷」の下山口
140うぐいす谷へ



最初は急斜面を下ります。 
緩やかになり沢を渡ると、オオキツネノカミソリと再会。
ここは群生ではなく一輪のみ。
148再び一輪のオオキツネノカミソリ登場



徐々に道が林道っぽくなってくる
151林道に出て進むと



と、再びオオキツネノカミソリの群生地
林道の左右にオオキツネノカミソリが群生しておりました。
152オオキツネノカミソリ群生地



綺麗なオレンジ色です
155オオキツネノカミソリいい色です



オオキツネノカミソリの群生はほぼ登山口まで続いていました。
登山口の駐車場まであと5分程度のところまで咲いていました。
158オオキツネノカミソリ鑑賞登山終り



ということは、登山口駐車場から左コースに行けば10分(登りなので)
も歩けば、オオキツネノカミソリの群生地が見られるということですね。
右コースだと、群生地までは登山口駐車場から約40分。
オオキツネノカミソリだけが狙いならお手軽な左コースへ!ですね。
山のぼら~としてはオオキツネノカミソリ狙いだけの登山は有り得ませんが。


里山にしては変化のある登山道、鎖場も結構あって登り甲斐のある山でした。
ツクシシャクナゲの5月、オオキツネノカミソリの夏、そして晩秋の年3回は
行けそうです。

あと、求菩提資料館を基点に求菩提山(くぼてさん)~犬ケ岳~笈吊峠の
周回コースも取れるようです。
  1. 2009/07/23(木) 23:00:00|
  2. 九州の山(くじゅう以外)